出発前にすること

イタリア個人旅行で出発前にして良かったことを実体験から紹介!

イタリアなど10回以上、海外旅行したことがある私が出発前にして良かったことをピックアップして紹介します!

ツアーでの海外旅行って、決められたスケジュールで決められた観光スポットに行くので、自由度が殆どないですよね。

『どうせ旅行するなら自分の好きな時に好きなスポットにいける個人旅行をしたい!!』と思う人は沢山います。ですが外国語が話せないと個人旅行はちょっとハードルが高いと思われがち。

ツアーではなく個人旅行の場合、添乗員がいる訳でもないので、何かあった際には自分で解決しないといけません。

そうなると、英語などの外国語を話せれば旅行先でなんとかなりますが、言葉を話せないとどうしても不安になりますよね。

でも、そんなことはないんです。
事前準備をしっかりしていれば外国語を話せなくても問題なく行けてしまうんです。

ちゃんと準備が出来ていれば、現地で慌てることもなく、楽しい旅行になるのは間違いなし!
そう、言葉なんて話せなくてもなんとかなるんです!!

旅行初心者で、英語やイタリア語など外国語が話せない私が、イタリア個人旅行をするために出発前にしていることを紹介します。

きっとお役に立つと思いますので是非ご覧ください!

ストリートビューでホテルまでの経路を確認

旅行初心者の方は絶対にやっておいた方が良いのが、Googleのサービスのひとつ、『ストリートビュー』を活用して現地の様子を頭に入れておくことです。

これをやっておくのとやらないのでは雲泥の差です。

こちらがストリートビューです。

Google ストリートビュー(グーグル ストリートビュー、英語: Google Street View)は、Googleが2007年に開始した世界中の道路沿いの風景をパノラマ写真で提供するインターネットサービスと店内版の撮影サービスである旧Google インドアビュー(海外では、Google Business View)を含めた総合的なブランド名称である

出典元:Google ストリートビュー – Wikipedia

このストリートビューで下見をしておく感じですね。

私は最寄りの駅またはバス停からホテルまでの徒歩の経路を、ストリートビューで必ず確認しています。

そうすると、知らない土地でも行ったことのある感覚になれますし、ガイドブックの地図とは比べ物にならないくらいたくさんの情報を得ることができます。

例えば、ストリートビューで街並みやどこを曲がるかなどの目印を事前に頭に入れておくだけで、実際、その場でスムーズに動けます。

また、ホテルまでだけではなく、観光しておきたいスポットもストリートビューで見ておくことをおすすめします!

自宅にいながら下見ができるなんて、Googleストリートビューは本当にすごくよくできています。利用するたびに感心しています。

飛行機内での暇つぶしに持参した方が良いもの

暇つぶし用本

日本からイタリアまでの飛行時間は約12時間かかります。ずーっと寝ていられれば良いのですが、なかなかそうはいかず、暇つぶしに何かが必要になります。

私は以前、本などは荷物になるからと、何も暇つぶしのものを持って行かなかったことがあります。飛行機内の映画でも見ていればいいや~と思っていました。

ですが、出発して間もなく、飛行機内のトラブルで自分の座席のモニターが作動しなくなるというアクシデントが起こりました。片言の英語でキャビンアテンダントに訪ねてみると、「モニターが壊れているね。仕方ない」みたいな返答が返ってきました。

「え~それはないよ~」と思ったのですが、飛行機の前半分の座席モニターが何らかのトラブルで映っていませんでした。

どうすることもできなく、12時間、完全な「暇」状態・・・。この時は本当に辛かった。

私のような失敗をしないよう、またはゲームなどを持って行っていくことを強くおすすめします!!

すごく一般的でそんなのあたり前と思われるかもしれませんが、意外と何も用意していかない人が多いんですよね。

そして、最近のおすすめはAmazonプライムを活用することです!!

Amazonプライム以外のVOD(ビデオ・オン・デマンド (Video On Demand) )だと、ネット環境がないところでは視聴できないことが殆どです。

それに対してAmazonプライムはスマホやタブレットにダウンロードしておくことが可能なので、ネット環境が無いところでも映画などが視聴可能なのです。

これは長いフライトなど、ネット環境が無いところでは重宝します。

動画を視聴しているとスマホやタブレットのバッテリーはすぐに無くなってしまいます。充電用にUSBの電源ケーブルは必ず機内に持ち込んで下さいね。

殆どの国際線はUSBの電源が座席に用意されていますので、持参することをおすすめします。

スマホやタブレットに自分の好きな映画をダウンロードしておくと良いですよ。スマホにダウンロードしておけば荷物にもならないですし、おすすめです!

私はイタリアに行く際にはアリタリア航空で行くことが殆どです。

十数年前までは、国際線では日本で公開されていない映画を見ることができたので楽しみにしていたのですが、最近は最新作などがあまりないことに加えて、日本語の字幕(吹き替え)映画も少なくなってきています。
経費節減なのかもしれないですね。

さらに、現在はコロナの影響で航空会社は大打撃を受けてますので、コロナが収束して海外旅行ができるようになっても、最新映画などはもっと期待できないかもしれません。

Amazonプライムも旅のお供に考えておいた方が良いですね!

水を持って行く

スーツケースの中の水海外旅行に行く時に友人にもすすめているのが水を持って行くこと。

水は機内には持ち込めないので、2Lのぐらいの水のペットボトルをスーツケースに入れて持って行くことをおすすめします。

フライト時間によっては夜に着くこともあります。

知らない土地に行っていきなり水を買うことは少しハードルが高いです。まず、水がどこに売っているかが分からないですし、店が閉まっていることもあります。

日本では水道水を飲めますが、外国ではまず飲めません。水が無いと歯も磨くことができないので、必ず水は持参しましょう!

因みにせっかくなのでイタリアの水事情を紹介しておきます。

  • イタリアの水について

ペットボトルで買った水でも、水が違うとお腹を下したりしますが、私は大丈夫でした。

私のお腹は強くもなく、弱くもなくといった感じなので、大概の方は現地で購入した水でも問題なく飲めると思われます。

 

  • 水の種類

イタリアの水は『ミネラルウォーター』『ガス入りの水』があります。

『ガス入りの水』ってあまり聞きなれないですが、日本で言う炭酸水。イタリアではよく飲まれるので、ミネラルウォーターと同じくらいの比率で炭酸水を売っています。

日本で炭酸水を飲むことって最近になって好まれてきてますが、イタリアなどヨーロッパではごく普通のことなのです。

ペットボトルには次のように記載されています。

容器ではあまり見分けがつかないので下記を参考にして下さいね!

naturale(ナトゥナーレ)  :ミネラルウォーター

frizzante(フリッツァンテ):炭酸入り

 

  • 水の価格

ミネラルウォーターと炭酸水はほぼ同じくらいの価格です。

売店やバールなどでは500ml1ユーロくらい。

スーパーでは500ml0.5ユーロくらい。なのでスーパーで買うと断然安いのです!

しかも、スーパーでは1.5L0.69ユーロくらいから買えます。

ただし、1.5Lの水を持ち歩くには重いしかさばるので、私は1.5Lをホテルの冷蔵庫に入れておいて、500mlのペットボトルに入れて持ち歩くようにしてました。

 

  • その他

外国人が湧き水などをペットボトルに入れて飲み水として活用しているところをよく見かけます。ですが、絶対にマネをしないようにしてくださいね。

日本人は慎重なので湧き水を飲む人は殆どいないと思いますが・・・。

せっかくの旅行なのにお腹を下してしまっては元も子もないですよね。

日本のように公衆トイレはありませんのでお気を付けくださいませ。

バスの路線図を持って行こう

イタリアのバスイタリア旅行といえば、多くの方がローマを訪れるでしょう。
アリタリア航空でしたら日本からローマに直行便がありますので行きやすいですよ。

そしてローマには遺跡が沢山あり、見どころがいっぱい!
交通手段を上手く利用して、効率的に観光したいところです。

ローマでの交通手段としては、鉄道、バス、トラム、タクシーなどがあります。

そのなかで、バスを利用している日本人ってあまりいないのですが、実はとても便利なのでぜひ利用してみてください。

バスを使いこなせると行動範囲が格段に上がります。バスはどこに行くか分かりずらいので路線図が必要になるのですが、一番分かりやすいのがガイドブック「地球の歩き方 ローマ」のバス路線図です。

ローマのバス会社のホームページ上にもあるのですが、とにかく見ずらい。

地球の歩き方のバス路線図はよくできています。主要な路線のみですが、それで十分。
ローマの主要観光スポットのほとんどを巡ることができますよ。

ぜひバスを利用してみて下さい!!

Wi-Fiを日本で契約

私の感覚ではヨーロッパでのWi-Fiは至る所にフリーWi-Fiがあるので、日本より進んでいる感じがします。

Wi-Fiは絶対必要という訳ではないですが、あると間違いなく便利です。初めて行く土地でGoogleマップなど現在位置を知らせてくれたりしますし。

電車での個人旅行をしたり、少し遠出する時には欲しいアイテムです。

但し、ホテルには必ずと言って良いほどWi-Fiがあるので、何かあればホテルで調べておいて、ガイドブックを片手に観光するということも旅の楽しみかもしれませんが。

最近は日本でWi-Fiを借りて旅行に行くことが多いです。成田空港または羽田空港で出発前に借りることができますし、返却も簡単(返却BOXに入れるだけ)でとても便利です。

私は料金が一番安かった『GLOBAL Wi-Fi』でよく借りてます。ですが『jetfi』なども安いようです。

因みに『GLOBAL Wi-Fi』で、オプションなど何も付けないで9日間借りて3G LTEで6,000円くらいでした。

日割にすると数百円なので安いものです。

持っていけば良かったと思うもの

洗濯物を干すハンガーは持っていくと良いですよ。

1日毎にホテルを移動される方は洗濯ができないため必要ないかもしれません。しかし、移動が少なく、同じホテルに数日泊るような旅行であれば、洗濯物を干すためのハンガーを持参した方が良いかもしれません。

一つのホテルに2、3泊するのであれば、下着や靴下、Tシャツなど、ちょっと洗っておきたいな・・と思うものを洗濯することができますよね。
そんな時、ハンガーを持参していると何気に便利なのです。

通常、ホテルにもハンガーはありますが、数が足りなくなりがちです。
その場合は、仕方なく椅子やテーブルなど、あちこにひっかけて干すのですが、ハンガーがもう少しあればと思うことがしばしばあります。

ハンガーはかさばるので、クリーニング屋さんで貰える細いハンガーを持って行くのがおすすめです。
帰りのスーツケースがいっぱいになったら、ハンガーを捨てて帰ってしまっても良いですしね。

真夏の旅行だったり、たくさん汗をかく方は、洗濯をする回数が多くなるので、ハンガーを持参すると思いのほか便利ですよ!

準備したけど必要がなかったもの

旅行の時期が7月~8月のため、虫がいるのでは?と思って毎回持って行くのが『虫よけスプレー』『虫刺され用の薬』

ですが、一度も使ったことがないんです。
イタリアには蚊もあまりいないですし、虫自体が日本と比べて少ないような気がします。

気候の違いでしょうか?
日本よりも乾燥しているせい??

私が旅行しているところが都市なので虫は少ないだけかもしれないですが・・・。

今のところ、『虫よけスプレー』『虫刺され用の薬』は、いつもスーツケースの中で出番がないまま、日本に持ち帰っています。

出発前の万全の準備で快適なイタリア旅を!

英語もイタリア語も話せない私ですが、個人旅行をするために、出発前に万全の準備をするようにしています。

その経験から、みなさんも準備しておいた方が良さそうなことを紹介させていただきましたがいがかでしたでしょうか。

英語やイタリア語が話せるに越したことはないのですが、出発前にやるべきことをちゃんとやっておけばなんとかなります!

ぜひ、旅行初心者の方々も個人旅行を楽しんでみてくださいね。

この記事が、少しでもお役に立ちましたら幸いです。